Agenda
10:00-10:05 | 開会の挨拶 |
![]() 日本FIX委員会 共同委員長 |
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10:05-10:35 | 基調講演 1 |
![]() 金融・資本市場を巡る諸課題について 金融庁 「資産運用立国」に向け、「成長と分配の好循環」を実現し、我が国経済の成長と国民の資産所得の増加につなげていくためには、インベストメント・チェーンを構成する各主体について一層の取組が求められている。本講演では、資産運用立国に向けた取組をはじめ、我が国の金融・資本市場を巡る諸課題に対する金融庁の取組の概観を解説する。 |
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10:40-11:10 | 基調講演 2 |
![]() GPIFの基本ポートフォリオと運用の高度化 年金積立金管理運用独立行政法人 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、長期的な運用目標(名目賃金上昇率+1.9%)を達成するために基本ポートフォリオに基づく運用を着実に実施することに加え、複合ベンチマーク収益率(基本ポートフォリオの市場平均収益率)に対する超過収益の獲得を目指し、運用の高度化を進めています。本セッションでは、GPIFが近年取り組んでいるリバランスの精緻化やアクティブファンド選定等、運用の高度化について紹介します。 |
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11:15-11:35 | 講演 1 |
![]() TCAの未来:AIとデータでよりスマートな取引 バーチュ・ファイナンシャル AI時代のトレーディングにおける取引コスト分析(TCA)の未来について、Virtu社のロバート・カピストロン氏がご紹介します。本セッションでは、機械学習、自動化、生成AIがTCAの業務フローをどのように変革し、データからより多くの価値を引き出せるようにするかについてを基礎から解説します。 |
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11:35-11:45 | 講演 2 |
![]() なぜFIX技術に投資するのか Bloomberg FIXはすでに世界の金融市場で不可欠な存在となっており、その役割は今後も拡大し続けます。BloombergにとってもFIXは重要な資産であり、戦略的な投資対象として位置づけられています。FIXプロダクトマネージャーのBrandon “Rym” DeCosterが、なぜFIXが2025年以降も一層重要性を増していくのかについて語ります。 |
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11:45-12:30 | ランチョンレセプション (立食ビュッフェの用意がございます、是非ご参加ください) |
12:30-13:00 | 講演 3 |
流動性はゼロサムゲームか? ![]() 講演者: Imperative Execution Inc. CEO ![]() モデレーター: 大和証券株式会社 IntelligentCrossは米国市場でNo.1のATSであり、1日あたり500億ドル、米国市場想定元本の3%を取引している。 その親会社であるImperative Execution Inc.は、2025年に急成長を遂げ、現在では日本の総取引量の5%以上を占めるようになったジャパン・オルタナティブ・マーケット(JAX)PTSを支えるテクノロジーである。JAXは、楽天やマネックス証券を含む日本の大手リテール・ブローカーのコンソーシアムによって運営されている。本講演では、米国におけるインテリジェント・クロスの成功の原動力となった市場構造の革新について、また、流動性はゼロサムゲームであるという考え方に挑戦し、市場設計を通じて生み出された新たな流動性について、Romanが解説する。 |
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13:05-13:50 | パネルディスカッション 1 |
AI活用が資産運用業務にもたらす課題と可能性 モデレーター: ![]() LSEG パネリスト : ![]()
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生成AIを中心としたAIの進化は、資産運用業務においても、様々なワークフローに浸透し、変革をもたらしています。AIの業務活用にするにあたり、課題を含めた現在の論点整理と、ユースケースを含めた今後の展開可能性について、バックグラウンドの異なる各有識者からご意見を伺います。 |
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13:55-14:15 | 講演 4 |
量子通信を活用した新たな金融取引の可能性について ![]() 三井物産株式会社 ![]() クオンティニュアム株式会社 量子通信は量子力学に基づく特性により、従来は困難だった特徴的な利点を持つプロトコルを可能にします。盗聴耐性、秘匿性、即時認証などの特性は、金融取引の安全性と高速性を飛躍的に高める可能性があります。本講演では、その技術概要から最新動向、実用化への課題、ユースケースまでを俯瞰し、新たな金融取引モデルの可能性を探ります。 |
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14:20-15:10 | パネルディスカッション 2 |
伝統金融(TradFi)と分散型金融(DeFi)の融合を探る モデレーター: ![]() 日本FIX委員会 共同委員長 パネリスト : ![]()
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欧米大手金融機関が、デジタル金融への積極姿勢を見せている。米国では暗号資産(BTC, ETH)ETFに機関投資家から積極的な資金流入が見られる。また、伝統金融商品であるMMFの大手運用会社によるRWAトークン化の流れも著しい。日本では暗号資産が金商法下に置かれる方向となり、規制変化による市場へのインパクトが注目される。本パネルでは、予測される伝統金融のデジタル化への流れと分散型金融の変容を踏まえ、日本市場での今後の展開、課題について議論する。 |
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15:15-15:55 | パネルディスカッション 3 |
変革するJGB市場 : ボイストレードと電子取引は共存できるか モデレーター: ![]() 三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社 パネリスト : ![]()
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本パネルディスカッションでは、日本国債(JGB)市場をテーマに、電子化の現状評価と各立場からの期待、電子化とボイストレードの共存、そして今後の市場発展における電子化の役割について議論を展開します。セルサイド・バイサイド・プラットフォーマーそれぞれの視点から、欧米市場との比較やテクノロジー進展による市場構造・人材像の変化も交え、JGB市場の未来像を展望します。 |
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15:55-16:15 | コーヒーブレイク |
16:15-17:05 | パネルディスカッション 4 |
日本株式市場における個人投資家の裾野拡大に向けて モデレーター: ![]() UBS証券株式会社 パネリスト : ![]()
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日本市場においてのリテール参加率は20-25%と極端に低くはないものの、個別株取引きシェアにおいてはオンライン証券口座からの信用取引が大きな割合を占めて大口のデイトレーダーに傾いている傾向がある。そこで、個人投資家の裾野拡大という観点でNISAの波及効果、ETFプロダクトの認知向上、個人トレーディングにおけるヘッジ手段の充実や資金効率などのトピックを通じて個人投資家取引の更なる活性化を目的とした議論をしたい。 |
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17:10-18:00 | パネルディスカッション 5 |
これからの流動性 モデレーター: ![]() リクイドネット証券株式会社 パネリスト : ![]()
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日本の流動性をどうすればもっと良いものにできるのか?様々な立場を超えて第一線のプラットフォーマーの皆さんと共にこの共通ゴールに向かって語り合います |
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18:05-18:55 | パネルディスカッション 6 |
ナンバー1執行ブローカーの定義とは モデレーター: ![]() ゴールドマンサックス証券株式会社 パネリスト : ![]()
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金融市場における様々な環境の変化に伴い、バイサイドのニーズやセルサイドの組織体制は、急激に変化してきております。日本を代表するアクティブ、パッシブの運用会社、海外を代表するアクティブ、パッシブの運用会社の皆様にお集りいただき、皆様にとってのナンバー1執行ブローカーの定義とは何かをディスカッションしていただきます。 |
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18:55-19:00 | 閉会のご挨拶 |
![]() 日本FIX委員会 共同委員長 |
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19:00-20:30 | カクテルレセプション (立食ビュッフェ・アルコールの用意がございます、是非ご参加ください) |
** 英日同時通訳(AI/テキストベース)をご用意しております。
<司会>

- シティグループ証券株式会社
エクイティ・マーケッツ本部
エクイティ・エクセキューション・サービス部
エレクトロニック・エクセキューション
ディレクター
渡邊 史乃 氏
注)上記アジェンダは暫定的なものであり、題目・内容・スピーカー共に変更の可能性があります。