 |
 |
08:15-08:45 | |
受付
|
 |
08:45-09:10 | | 議長挨拶
中央フィナンシャル・アンド・リスク・マネジメント・コンサルティング 代表取締役 乗添光太郎氏
|
 |
09:10-09:55 | |
統合リスク・マネジメントの新たな流れ
UFJホールディングス 総合リスク管理部 次長 藤井健司氏
-
リスク管理 − 支流から本流へ
- リスク管理プロセスの統合
- 新たな流れ
- 新たなチャレンジ
概要:
|
市場リスクを発端とするリスク管理プロセスを、金融機関全体に適用するには、どのような過程を検討しなければならないのか。さらに最近のリスク管理に影響を与える金融技術や規制環境の動きが、それらにどのような影響を与えるのか、につき考察を加えます。
|
|
 |
09:55-10:40
| |
極値理論(Extreme
Value Theory)のリスク・マネジメントへの適用
モルガン・スタンレー証券会社 債券統括本部 ポートフォリオ戦略部長 森本祐司氏
-
VaR測定手法の課題
- EVTの概要
- EVTを用いたVaR測定−実証分析
- EVTの利点と陥穽
概要:
|
レアなイベントを取り扱うリスク管理では、分布のTail予測が重要になります。こうした観点で重要な理論の一つと思われるのがEVTです。EVTとは何か、そのメリット及び課題について考察を加えます。
|
|
 |
10:40-11:00 | |
モーニングコーヒー/ティー
|
 |
11:00-11:45 | |
ポートフォリオ・リスク・マネジメント
ゴールドマン・サックス証券会社 調査部 ヴァイスプレジデント神山直樹氏
-
年金基金におけるVaR利用の意義・利用方法
- 混合正規分布を利用するVaR推定
- 多変量混合正規分布への拡張
- 混合正規分布によるリスク推定の予測力
概要:
|
年金基金及びその運用機関でVaRを利用したリスク管理を行うのは有意義なのか、という問題はこれからますます議論されていくようになるでしょう。その導入として運用サイドでのVaR利用について概略を考えた後、資産リターンのファットテイル性に対応する一つの簡単な方法として混合正規分布の利用を提案します。
|
|
 |
11:45-12:30 | |
新BIS規制とその潜在的影響
ドレスナー・クラインオート・ワッサースタイン リスク・コントロール・ジャパン ディレクター アンスガー・ハーカート氏
-
オペレーショナル・リスク
- (社内)格付測定基準の策定
- クレジットリスクの極小化と証券化
- 資本とサイクル
- 監督者の役割
- 情報開示と市場の規律
- 未解決の問題
概要:
|
金融機関の行動に影響を与える新BIS規制(新バーゼル合意)とは如何なるものか。新ガイドラインの受益者は誰か。新合意の論争におけるキーポイントとは何か。この規制が効力を発する前に何をなすべきか。
|
|
 |
12:30-13:30 | |
昼食会
|
 |
13:30-14:15 | |
事例研究—リスク・マネジメント・システムを有効に実装する
カマクラ・コーポレーション プレジデント ドナルド・R・ヴァン・ダベンター氏
- アジア危機からの主な教訓
- J.P.
モルガンとSKセキュリティーズ の例
- シナリオ・スペシフィックなデフォルト確率
- 日本のリスク・システムの実装と西欧のそれとを比較する
- 稟議プロセス
- 招かれた競争相手
- 日付の問題
- 実施にあたっての問題
- 分析の問題
- 成功への鍵
概要:
|
リスク・マネジメント・ソリューションを実際のビジネスに有効に実装するのにポイントとなる点は何か。理想的かつ実務的手法につき豊富なケーススタディをもとに解説いたします。
|
|
 |
14:15-15:00 | |
数理モデルから眺めるリスク管理の新しい潮流
MTBインベストメント テクノロジー研究所 研究員 中川秀敏氏
-
信用リスクの計量モデル
- オペレーショナル・リスクの計量モデル
- 流動性リスクの計量モデル
概要:
|
金融機関のリスク管理には、複雑な数理モデルが利用されています。最近では、オペレーショナル・リスクや流動性リスクといった分野についても、様々な計量化モデルが提案されています。本講演ではそうした数理モデルのエッセンスを解説しながら、実用面でのポイントや問題点に言及します。
|
|
 |
15:00-15:20 | |
アフタヌーンコーヒー/ティー
|
 |
15:20-16:05 | |
信用リスク・市場リスクの統合とALM
ニッセイ基礎研究所 金融研究部門 主席研究員 田中周二氏
-
市場リスクと信用リスクの統合
- リスク分解と部門別資本配分への応用
- 全社的なALMの実現;銀行と保険、年金基金
概要:
|
現状においては、市場リスクと信用リスクの統合リスク管理は、模索されつつもまだ実務段階に達していないように見える。今回紹介するモデルは両者の統合を目指す試みであり、全社的リスク管理と事業部門別のリスク管理をも同時に実現できる可能性のある枠組みである。さらに、負債構造を組み込めば、銀行、保険、年金基金などのALMに発展できる。
|
|
 |
16:05-16:50 | | 資本政策とリスク・マネジメントの統合的アプローチ:最新手法の展開
スイス・リー・キャピタルマーケッツ・ジャパン 取締役社長 酒井重人氏
-
統合的な資本リスク・マネジメントの手法
- コミテッド・キャピタルとリスク・スワップ:手法と具体例
- 銀行のオペレーショナル・リスクの外部移転と資本政策
概要:
|
資本政策とリスク・マネジメントの統合的アプローチに関する最新手法を、金融機関や事業法人による具体例を踏まえ、紹介する。コミッテッド・キャピタルやその他のソルーションが検討されよう。
|
|
 |
16:50-17:00 | |
閉会挨拶
|