■21世紀型金融ビジネスが本年4月より本格稼動■
Part 1: Day 1
「今後の資産運用/金融サービスのあり方とそれを担う制度改革」
個人金融資産1400兆円はどう動くのか?
証券仲介業が2004年4月にスタートする。保険代理店やファイナンシャルプランナー(FP)などを通した証券の販売チャンネルが多様化するとともに、顧客のニーズに応じた商品提供、富裕層向け資産管理、コンサルティング型提案が可能になる。従来の証券営業に加え、ネット証券などの新しい証券仲介業者も参入し、日本の金融資本市場がまさに「失われた10年」を取り戻す勢いで、今再び動き出そうとしている。
投資家の健全な資産運用のためにいかにコンプライアンスを確立し、リスクをコントロールするのか。また新たな制度改革の要項や戦略をどのように業務プロセスに取り組み、システムとテクノロジーに結びつけてゆくか。金融ビジネスの第一線でご活躍されている方々に熱く語っていただく。
Part 2: Day 2
「資本市場におけるSTPの多様化と決済制度改革最新動向」
第一日目で取り上げる資本市場の新たな動きに伴う取引の増加、リアルタイム処理と業務効率化への要求が強まる中、バイサイド及びセルサイドにおいてSTPがその担い手として注目されている。各金融機関において社内インフラ/STPは確実に進んできているが、現状はどのような課題があり、課題を克服するためのロードマップはどういったものなのか?主要金融機関で実践されておられるエキスパートの方々に語っていただく。また今春国会で通過する予定の株券ペーパーレス化(株券不発行)はどう今後の証券ビジネスに業務を影響し、いかなる効果が期待できるのか。我が国の決済制度改革を進めている各関連機関に最新動向をお伝えいただく。
同時に、昨年に引き続き、銀行/資金のセッションにおいては銀行における資金決済システムの最新動向とグローバルな視点から見た資金決済リスク、Resilience
(ビジネスコンティニュイティーへの取り組み)などについても語っていただく。
上記2日間にわたって、これらの制度、インフラ改革および新しい資産運用、ビジネスプロセスの多様化を支える最新のテクノロジーとソリューションを具体的な導入事例などを交えながら各ワークショップスピーカーにお話いただきます。展示のフロアには15社以上の先進的ソリューションのディスプレ一や情報をみて頂く展示会(exhibition)もご用意しております。
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