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08:30-09:00 | |
受付
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09:00-09:20 | | 議長挨拶
株式会社緒方不動産鑑定事務所 不動産鑑定士 奥田かつ枝氏* |
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09:20-10:05 | |
グローバル会計基準としてのIAS
国際会計基準委員会 評議員(監査法人トーマツ 顧問) 田近耕次氏
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高品質で透明性の高い情報の必要性
- 単一の国際会計基準のもたらすメリット
- 新しいIASBの取り組み
- 当面の取り組み
- 我が国の対応
概要:
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グローバル化した資本市場と情報技術の発展がもたらした、高品質で統一された会計基準の必要性と、その実現を目指した新しいIASCの動向と当面の課題を説明し、国際会計基準を採用するメリットを解説する。併せてそのような状況に我が国がどのように対応して行けばよいかに言及する。 |
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10:05-10:25 | |
モーニングコーヒー/ティー
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10:25-11:10 | |
国際会計基準の日本企業や資本市場に対するインパクト
大和総研 制度調査室長 (企業会計基準委員会委員)吉川 満 氏 -
会計基準統一化の流れ
- 主導者米国の立場を巡る議論
- 透明性の重視
- 企業会計は不良債権問題の中心との説
概要:
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我が国の金融・経済の状況を打開するには、企業会計を改め、企業の透明性を高めることが不可欠である。そのプロセスの上で国際会計基準が果たす役割について述べる。
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11:10-12:00 | |
ポートフォリオ評価のための国際計算価格
スタンダード・アンド・プアーズ社 ビジネス&プロダクト・ディベロップメント ディレクター グレッグ・カーリン氏
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いつ、いかに市場価格を決定するか
- いかに証券の「本来価値」を決定するか
コスト・エフェクティブなグローバル・リアルタイム価格
テレクルス・ジャパン マネージング・ディレクター アンドレ・ツィメルマン氏
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市場価格のための独立したバックアップの重要性
- 代替的ソリューションがコストを削減し、信頼性を増加させる
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12:00-13:00 | |
昼食会
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13:00-13:45 | |
企業結合会計−プーリング法とパーチェス法
監査法人トーマツ シニアマネジャー 公認会計士 阿部光成氏 -
わが国の企業結合会計
- IASの企業結合会計
- わが国の企業結合会計とIASの企業結合会計との比較
- 企業会計審議会の動向
- IASの改訂の動向
概要:
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わが国では企業結合に係る包括的な会計基準は整備されていないと言われている。一方、実務では、商法の改正、税法の改正を受けて、株式交換・移転、会社分割等がすでに実施されており、企業会計審議会でも、IASや米国会計基準を参考にしながら、論点整理を公表し審議を進めている。そこで、IASと比較しながら、わが国で実施されている企業結合会計及び企業会計審議会の論点整理を踏まえつつ、その特徴に考察を加えます。
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13:45-14:30 | |
会計基準における不動産の評価
株式会社緒方不動産鑑定事務所 不動産鑑定士 奥田かつ枝氏*
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会計基準(減損会計、販売用不動産等の強制評価減)における不動産評価の必要性
- 不動産の時価はどのように把握するのか
- 不動産の使用価値はどのように把握するのか
概要:
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販売用不動産等の強制評価減、固定資産の減損会計への流れ等の我が国会計基準の動向を踏まえ、不動産の評価をどのように考えるべきか。時価と使用価値との違いはどのように考えるのか等について考察します。
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14:30-14:50 | |
アフタヌーンコーヒー/ティー
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14:50-15:35 | |
金融商品会計の現状と全面時価会計への動向
新日本監査法人 社員 公認会計士 瀧澤徳也氏
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金融商品会計の変遷
- 金融資産・負債の評価と減損
- 金融資産のオフバランス化
- ヘッジ取引とその会計
- 全面時価会計
概要:
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わが国の金融商品会計基準の基礎となり、重要な影響を与えた国際会計基準39号。その完成に至るまでの背景及び基準の概要を重要ポイントごとに解説するとともに、この次に導入されると言われている「全面時価会計」プロジェクトの状況を概観します。
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15:35-16:20 | |
減損会計
早稲田大学商学部 専任講師 川村義則氏*
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減損の意義と認識・測定
- 海外の減損会計基準の動向
- わが国固有の問題
概要:
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現在、固定資産の減損の会計処理問題が、日本企業の財務の状況に大きな影響を及ぼすのではないかと懸念されている。減損会計の問題について、その基本的な仕組み、海外基準の動向は、どのようなものか。また、わが国固有の問題については、どう考えるべきか。
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16:20-16:30 | |
閉会挨拶
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