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BPM/BPO市場は2001年の20億米ドルから2005年には167億米ドル規模への成長が見込まれています。日本でも、激化する競争、絶え間なく変化する市況、グローバル化に対応すべく、企業 の経営層は更なる業務効率化及びROIを捻出するため、社内のワークフローを見直しBPM/ BPOを経営に生かす必要に迫られています。
本会議ではBPM / BPOの動向について、内外のエキスパートから国内外の最新の事例に学び、企業が直面する課題を発見し、日本企業の経営層への指針となり得るイニシアティブを検証いたします。

BPM（ビジネス・プロセス・マネジメント）
近年、企業は競争力を維持し、業務効率化を図るべく、様々なIT投資が各々の部署や事業会社において進められ、膨大なメンテナンス費用と開発コストは掛かり続けているものの、果たしてその効果はどれ程あったのか、ということが今経営者やIT戦略、企画責任者に問われている。BPMの手法はこれ以上無駄なIT投資は防ぎ、必要のない業務、ひいては人件費を費やす前にまず自社の業務プロセス、ワークフローを見直し、バラバラに作用しているシステムや業務の連結を実現し、新たな法規制やマーケットの変化にも敏感に対応する、かつタイムリーな経営分析に必要な情報をリアルタイムに提供することを可能にして行くことを目標とする。

BPO（ビジネス・プロセス・アウトソーシング）
ビジネスプロセスの見直し、業務革新を推し進める中で、自社で行うよりも他社で行う、または共同で行う方がコスト的にもパフォーマンス的にも効果が高いという場合はプロセスごとアウトソースするという選択も出てきている。もちろんそれに伴うリスク等も考える必要があるが、海外においては近い将来、平均的なエクセキュティブは持っている１/３の予算をアウトソーシング／BPOに費やすであろうと言われている。日本のBPOの市場は果たして今後どのように成長して行くのだろうか。長い間ビジネス習慣や言語の異なる日本は他国と違うと一般的に言われて来たが、企業統合や外資の資本投入などが進み、企業パフォーマンスと企業のコアコンピタンスが重要視される今、BPOは日本においても今後進んでいくことは間違いない。