金融リスクマネジメントフォーラム2015 金融サイバーセキュリティフォーラム2015 金融機関向け2大リスクカンファレンス 2015/11/12(木)/JPタワーホール&カンファレンス 主催:ICSコンベンションデザイン

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金融リスクマネジメントフォーラム /
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事務局

株式会社ICSコンベンションデザイン内
Tel: 03-3219-3587
Fax:03-3219-3627
E-mail: frisk@ics-inc.co.jp
担当: 今野、高坂

注)アジェンダは変更になる場合がございます。

10:30-11:10 オープニング基調講演

金融分野のサイバーセキュリティ強化に向けた金融庁の取組みについて

金融庁 総括審議官 小野 尚 氏

金融分野のサイバーセキュリティ対策の強化には、官民が一体となって緊密な連携の下に取り組んでいくことが重要である。金融庁は、金融機関との間で、サイバーセキュリティ確保という共通目的を有しているとの認識に立ち、建設的な対話を日常的に重ねていくことを目指すとともに、行政当局の立場から金融分野のサイバーセキュリティ強化に貢献するための方針等についてご紹介する。

  金融リスクマネジメントフォーラム 金融サイバーセキュリティーフォーラム
11:20-12:00 A1  B1

プライシング原則、リスク管理ベストプラクティスおよび規制対応がもたらす、国際的な銀行におけるデリバティブ評価調整 (xVA:Value adjustment)実務について 

サンガード・ジャパン株式会社
キャピタル・マーケッツ リスク戦略部
シニア・バイス・プレジデント
ジョナサン・ベリーマン氏

国際的に活躍する大半の欧州の銀行や多くの地方銀行ではフロントオフィスにてCVAによる価格調整を導入しており、また会計上の要請からDVAへの対応も進んでおります。さらに評価調整の範囲は、FVA(ファンディングコスト)やkVA(資本コスト)に加え、現在ではCollVA(担保)についてもその考慮の対象となっております。
規制資本についてはCVAの取り扱いが大きな焦点となっております。市場リスクヘッジの取り扱いや、企業の欧州における適用免除に関する議論を主として、業界ではBasel IIIの基準に対する不満がでており、バーゼル委員会は、今年7月にCVAリスクの枠組みの見直しと題する市中協議文書を公表しました。
これらのフロントオフィスや各種規制のCVA/xVA要件は、一方でリミット管理におけるPFE計算やストレステストの改善を促しています。

迫り来るサイバー脅威と防衛策のアーキテクチャ

フォーティネットジャパン株式会社
副社長 兼 マーケティング本部長
西澤 伸樹 氏

近年日本企業や政府機関は大規模なサイバー攻撃の対象となっています。本講演 では、サイバー犯罪の温床となっているディープWebの世界で何 が 起きている か、日本で多くの被害を引き起こしたマルウェアの内容を紹介し、標的型を含む 様々な攻撃からどのように自社システムの防御すべきかをご案内致し ます。

12:00-13:00 ランチブレイク
13:00-13:50 A2:パネルディスカッション B2:基調講演
(ショートプレゼン&トークセッション)

金融規制対応におけるLessons Learnedとストレステストへの備え

【パネリスト】

株式会社三菱UFJ
フィナンシャル・グループ
リスク統括部 副部長
勝藤 史郎 氏

野村ホールディングス株式会社
執行役員Deputy CRO
中田 裕二 氏

東京海上日動火災保険株式会社
経営企画部 次長
五十嵐 英知 氏

Celent
シニアアナリスト
柳川 英一郎 氏

【モデレータ】

プライスウォーターハウスクーパース株式会社
金融サービス事業部 パートナー
栁澤 文武 氏

今世界の金融機関で何が起きているのか? 
~グローバル最新情報と国内金融機関の動向~

【パネリスト】

アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)
IT業務統括部 担当部長
神保 行宏 氏

大和証券投資信託委託株式会社
業務企画部 担当部長
高橋 博 氏

株式会社みずほフィナンシャルグループ
データマネジメント部 部長
高橋 達浩 氏

【ファシリテーター】

プライスウォーターハウスクーパース株式会社
サイバーセキュリティセンター パートナー
山本 直樹 氏

サイバー攻撃には国境が存在しないため、世界の動向を把握することは、日本の金融機関にとって重要なことです。
本セッションでは、PwCのグローバル調査の結果から海外金融機関のサイバーセキュリティ動向をご紹介します。
その後、日本の金融機関よりセキュリティ最前線における実務のスペシャリストをお招きし、日本の金融機関の進むべき道について議論します。

14:00-14:40 A3  B3

包括的なストレステストの実現と経営管理ツールとしての活用

SAS Institute Japan株式会社
ソリューションコンサルティング本部
RIグループ マネージャー
長谷川 大地 氏

欧米の銀行では、昨今、ストレステストを金融規制対応に限らず銀行業務全域をカバーする経営管理ツールとして活用する動きが主流になってきています。本セッションでは、欧米の動向を踏まえ、全行規模のストレス状況をシミュレーションすることの重要性と、その実現にあたって求められるフレームワーク/ITアーキテクチャを説明するとともに、包括的なストレステストを実現するSASソリューションをご紹介します。

グローバル時代におけるサイバーセキュリティと経営課題について

株式会社日立システムズ
ネットワークセキュリティサービス事業部
CSIRTセンタ
主任技師 CISSP ,JGISP, CISA, PMP
佐々木 慎一 氏

インターネットが生活・事業の重要基盤となり、ネットワークを行き交う情報は金銭に直結する価値を持つようになった。それに伴いプロ犯罪者による国境を超えたサイバー攻撃が急増。金融機関には厳重な対策検討が求められている。しかし、巧妙な攻撃の完全な防御は難しく、早期の検知~事態収拾によるリスクの最小化を考慮した新たな組織的対策の検討を急がねばならない。事業継続の観点も含めた対策の考え方について解説する。

14:40-15:10 コーヒーブレイク
15:10-15:50 A4  B4

経営層のためのリスクの可視化
~米国金融機関はツールをこう使う

EMCジャパン株式会社
RSA事業本部
事業推進部 ビジネスディベロップメントマネージャー
松島 伸恵 氏

増え続けるサイバー攻撃、社内の不正、自然災害と企業を取り巻くリスクは増大しています。一方、そのリスクを回避するために策定された多くの法令や基準の遵守が求められていますが、その法令や基準を達成できないことによる罰則も厳罰化しそれもまた、一つのリスクとなっています。 このセッションでは、米国金融機関がRSA Archerを使って、リスクを一元的に把握し、経営者やリスクマネージャが判断を下した事例をご紹介します。

不正取引の最新動向とグローバルの金融機関の対策から学ぶ
~より複雑化するオンライン不正取引を検知する3つのポイント~

The 41st Parameter Inc., Japan
カントリーディレクター
杉山 勇太 氏 

株式会社NTTデータ
ITサービス・ペイメント事業本部
カード&ペイメント事業部 課長代理
川村 哲也 氏 

犯罪グループが取得した情報を用いて不正取引する手法は組織化され、より巧妙に日々変化しています。その最新動向とグローバルの金融機関における対策状況から、ユーザーを第一に考える不正検知の重要なヒントをNTTデータと共に紐解きます。

16:00-16:40 A5 B5

成功企業にみるデータガバナンス高度化の要諦
-欧米金融機関による先進事例の紹介-

株式会社野村総合研究所
ホールセールソリューション企画部
上級コンサルタント 
羽生 恵令奈 氏

いま、金融機関では、あらゆる事業分野で扱うべきデータが多様で膨大なものとなり、経営管理の観点からデータ管理戦略の高度化が必要になってきています。すなわち、データ管理の巧拙で、事業戦略における競争力の差が現れる時代になりつつあると言えます。
バーゼル委員会のリスクデータ管理規制(BCBS239)は「金融機関における経営管理の高度化」を目的にしており、すべての金融機関にとって重要な指針となり得ます。海外大手金融機関のデータ管理高度化に向けた取り組み事例を、本規制への対応を中心に、組織体制およびITインフラの面からご紹介します。

社を挙げた標的型攻撃への体制構築のススメ

NRIセキュアテクノロジーズ株式会社
テクニカルコンサルティング部 コンサルタント
寺村 亮一 氏

本セッションでは、NRIセキュアがもつ標的型攻撃の訓練データを基に、金融業界における標的型攻撃への対応状況をご紹介します。
そして、標的型攻撃の事例を振りかえり、標的型攻撃から組織を守るために優先して実施すべき対策についてご紹介します。

16:50-17:30 A6:基調講演 B6:基調講演

保険会社の経営陣・ガバナンスとERM

スタンダード&プアーズ・レーティング・ジャパン株式会社
金融法人および公的部門格付部 主席アナリスト
田中 玲奈 氏

演習による実効性の向上
―国際連携・官民連携による演習の重要性:世界、そして日本の実態とは

名古屋工業大学大学院 教授
内閣サイバーセキュリティ戦略本部・
重要インフラ専門調査会 会長
渡辺 研司 氏

いかなる事業者においても依存するライフラインとの連携を演習で行わないとBCMの実効性を確保することができません。
本セッションでは、英米金融当局・金融機関合同演習や、G7で決まった金融分野のレジリエンス強化の動きなどを踏まえ講演いただきます。

17:30-18:30 ネットワーキングドリンクレセプション

注)上記アジェンダは暫定的なものであり、題目・内容・スピーカー共に変更の可能性があります。