Program
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12:30-
13:00受付
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13:00-
13:40基調講演1(40分間)金融デジタル化への期待
金融庁
総合政策局審議官(フィンテック・マネロン・ITサイバー担当)
柳瀬 護 氏近年、金融をめぐる環境が大きく変化している。Web3.0、デジタル資産、決済・送金など新たな金融サービスの拡大をはじめ、金融におけるAI活用と課題について概説する。
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13:50-
14:20A-1(30分間)デジタルの世界で本物を見分ける ~複雑化する企業IT環境向け認証ソリューション~
デジサート・ジャパン合同会社
プロダクトマーケティング部
プロダクトマーケティングマネージャー
林 正人 氏生成AIの到来によってデジタルの世界では、ますます「本物」と悪意のある第三者との区別が困難になっています。こうした状況において、デジタル証明書による「認証」のさらなる活用が広がっています。本講演では、デジタル証明書を用いた様々な最新の利用事例をお伝えします。
B-1(30分間)金融改革の必要条件、なぜ今ビジネスに最適化したデータが必要なのか?
インフォマティカ・ジャパン株式会社
グローバルパートナーテクニカルセールス
ソリューションアーキテクト&エバンジェリスト
森本 卓也事業横断での統一顧客体験、ウォレットシェア向上へ直結するマーケティング、CCARやBCBS239等の業界規制の継続的な遵守、リスク管理のESGコンプライアンス対応など、金融ビジネスの変革を求める動きは活発化していますが、これらの変革に苦戦する企業も少なくありません。本セッションでは、データドリブンな金融改革に取り組んでいる先進事例を読み解きながら、その成功に共通するデータとビジネスの関係性、データをビジネスに最適化するためのソリューションについて解説します。
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14:30-
15:00A-2(30分間)金融機関等のWeb3.0活用推進に向けたKPMGの取組み
KPMGジャパン
Web3.0推進支援部 部長
有限責任 あずさ監査法人
金融統轄事業部 ディレクター
保木 健次 氏KPMGジャパン
Web3.0推進支援部 副部長
KPMGコンサルティング株式会社
BI-Management ディレクター
藤井 達司 氏有限責任あずさ監査法人
金融統轄事業部 パートナー
関口 智和 氏金融機関等のWeb3.0活用推進に向けたKPMGの取組みを紹介
・Web3.0の金融ビジネス活用に係る現状・課題 : 企業・自治体・団体等におけるWeb3.0の活用に関する最新動向や対応と課題について
・Web3.0活用に係るリスク管理態勢等:Web3.0を活用する際のリスク管理および規制遵守対応に係る態勢の整備について
・Web3.0活用に係る会計面の課題:Web3.0に関する会計基準の動向や対応についてB-2(30分間)従業員をサイバー攻撃に対する最後の「砦」にする方法
日本プルーフポイント株式会社
チーフエバンジェリスト
増田 幸美 氏サイバー攻撃の侵入源としては依然メール経由が最も多く、その中でも「人」の脆弱性をつき、勘違いや不注意を悪用した攻撃がこれまで以上に増えています。そうした攻撃の対策で肝になるのは従業員へのセキュリティ教育と不正メール訓練です。高いセキュリティ意識を維持し、不審なメールをいち早く報告してもらい、それをセキュリティチームが余計な手間をかける事なく解析、対処できる運用の実現方法を解説します。
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15:00-
15:20コーヒーブレイク -
15:20-
16:00基調講演2(40分間)SMBCグループのデジタル戦略とAI活用の成果
株式会社三井住友フィナンシャルグループ
デジタル戦略部 副部長
船山 明信 氏テクノロジーの進歩や新型コロナウィルス感染症、規制の変化や政府のデジタル化等の金融・デジタルを取り巻く足元の環境変化と、それを踏まえた当行を含む金融機関の動きを振り返るとともに、こうした動きの中での当行のAI活用状況・成果等をご紹介。
パネル1(40分間)国内ステーブルコインの制度と可能性について
~金融業界はどう変わる?~【モデレーター】
一般社団法人 ⽇本暗号資産ビジネス協会(JCBA)
アドバイザー/ステーブルコイン部会長白石 陽介 氏
【パネリスト】
Progmat, Inc.
代表取締役 Founder and CEO
齊藤 達哉 氏一般社団法人 ⽇本暗号資産ビジネス協会(JCBA)
リーガルアドバイザー
アンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業
パートナー
河合 健 氏2023年6月に施行された改正資金決済法で、法定通貨に連動するステーブルコインが、「電子決済手段」として定義され、日本国内で発行、流通を行えるよう整備された。ステーブルコインの国内法規制や最新のビジネス動向、既存の電子マネー等と何が違うのか、金融業界はどう変わるのかについて議論する。
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16:10-
16:2516:35-
16:50A-3(15分間)大手金融機関が選ぶ、シンプルで堅牢な「クライアント仮想化」術
株式会社ソリトンシステムズ
ITセキュリティ事業部 エバンジェリスト
荒木 粧子 氏近年のITシステムは、セキュリティと利便性の両立が重視されます。しかし一方、金融業界ではセキュリティを重要視するあまり、利便性を犠牲にしてしまう「インターネット分離」環境が依然として存在しています。いま本当に求められる分離環境とは? 本セッションでは、セキュリティ、利便性、コストの3つの要素をバランスよく満たす、シンプルで堅牢なクライアント仮想化術を解説します。
A-4(15分間)不正取引防止、コミュニケーションコンプライアンス対策ソリューションのご提案
エフアイエス・ジャパン株式会社
キャピタルマーケッツ セールスエグゼクティブ
田中 宏幸 氏近年、不正な市場操作やFirewallを超えての情報共有等の事件が増加しており、金融機関では取引行動やデジタルコミュニケーションの監視、追跡が求められております。その膨大な量のデータ処理にシステム対応は不可避です。弊社では、AI、自然言語処理、可視化、アーカイブ機能を統合したソリューションをご提供しており、実績ある検出モデルを用いて迅速な導入、コンプライアンスライフサイクルの自動化を強力にご支援致します。
16:10-
16:40B-3(30分間)金融業界におけるインテリジェントオートメーション・生成AIによる顧客接点業務の改革
Blue Prism株式会社
製品戦略本部 本部長
柏原 伸次郎 氏RPAなどのIT技術を活用したバックオフィス業務自動化は多くの企業で取り組まれている一方で、今後は顧客接点となるフロントエンドからバックオフィスに繋がる一気通貫の業務構築が重要視されつつあります。また生成AIなど新しいテクノロジーの業務利用などもおおいに注目を集め期待が高まっています。本セッションではSS&C Blue Prismの持つ様々な自動化ツールを使ったエンドツーエンドのインテリジェントオートメーションプラットフォームによって実現できる次世代の顧客接点業務の在り方をご紹介すると共に、RPAなどの自動化ツールと生成AIを組み合わせた業務利用についてユースケースを交えながらご紹介致します。
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17:00-
17:30A-5(30分間)大企業の業務デジタル化を高セキュリティで実現!
DXを加速させる「デジタルの民主化」株式会社ドリーム・アーツ
マーケティング本部 SaEグループ マネージャー
相羽 哲郎 氏三菱UFJ銀行やJCBなど、数多くの導入実績をもつ大企業市場シェアNo.1*のノーコード開発プラットフォーム「SmartDB」は、現場主体による業務プロセス全体のデジタル化を実現します。本講演では、DXの実現に必須な「デジタルの民主化」というコンセプトと、業務デジタル化クラウド「SmartDB」で実現するセキュアな業務デジタル化についてユーザー事例を交えてご紹介します。* TSR調べ
B-4(30分間)なぜすぐに復旧できないのか?“サイバーリカバリ”としてのデータ保護の在り方
Rubrik Japan
セールスエンジニア
中井 大士 氏ランサムウェア感染に備えて復旧手段の確保が求められ、多くの企業がデータのバックアップをとっているなかでも、感染被害から早期に復旧できていないケースが多く確認されています。サイバーアタックからの復旧(サイバーリカバリ)における新たな要件に備えるための、データセキュリティの考え方について、実際の感染からの復旧事例に基づきご紹介いたします。
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17:40-
18:20基調講演3(40分間)AIの活用による信託DXへの取組
三井住友信託銀行株式会社
デジタル企画部 部長
Trust Base株式会社
COO
平方 壽人 氏「信託」は専門性や個別性が強く、安心・安全な資産管理・運用を実現する堅牢・堅確な運営に特徴がある。その業務は複雑化し標準化は難しく、これまで巨大なITと専門人材による作業で対応してきた。今急速なテクノロジーの進展により社会や人々の行動が変容する中で、信託も変革が欠かせない。当社はTrust Baseを設立し積極的に信託のDXに取組んでいる。本講演では最も注力するAIを活用した信託業務の変革についてご紹介する。
パネル2(40分間)日本ETF(上場投資信託)市場構造・流動性の現状と更なる発展への課題
【モデレーター】
日本FIX委員会
共同委員長
パイングローブ・リサーチ
代表松原 弘 氏
【パネリスト】
ブラックロック・ジャパン株式会社
ETF事業部 ディレクター
浅野 渉 氏株式会社東京証券取引所
ヘッドオブETFセカンダリートレーディング
岡崎 啓 氏フロー・トレーダーズ
機関投資家トレーディング部門 日本ビジネスヘッド
山田 岳樹 氏日本市場でETF(上場投資信託)が誕生してから来年で30年になる。日銀の金融緩和策実施による買い入れ対象として広く知られるETFであるが、金融商品として独自の特性とエコシステム(生態系)を持ち、株式等とは異なる独自のアセットクラスを形成している。本パネルでは、ETFエコシステムを構成する主要プレイヤーとして、「ETFプロバイダー(発行体)」、「証券取引所」、「流動性供給業者(マーケットメイカー)」の3主体からパネリストをお迎えする。ETFのエコシステムと市場の独自性について振り返った上で、日本市場構造と流動性の現状を解説する。その上で、更なる投資商品としての発展、流動性の向上を図る上での今後の課題となるポイントについて議論したい。
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18:20-
19:30ネットワーキングカクテル & 抽選会