プログラム

 

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09:00-
09:30
受  付
09:30-
10:00
ご挨拶 / ビジネスプロセス改革実態調査報告
10:00-
10:45

基調講演1

三井物産のトレード・ロジスティクス・ガバナンスをこう進めた
~次世代シェアードサービスにより実現したプロセス改革~

三井物産トレードサービス株式会社
代表取締役社長
伊藤 史郎 氏

三井物産は、2004年より、商社ビジネスのコア機能の一つ、貿易実務と物流機能のガバナンス強化のために、シェアードサービス化を中核としたプロセス改革を断行した。その軌跡とともに、その中核を担った三井物産トレードサービスの伊藤社長より、実行局面において顕在化した問題と、そこへの対応としてミッション、ビジョン、バリューの共有、BSC、目標管理制度、情報システムによるプロセスマネジメントの仕組みと運用など、その取組みと将来ビジョンを語る。

10:45-
11:00
ブレイクタイム(15分)
11:00-
12:00

パネルディスカッション

ビジネスプロセス改革/BPM実践の壁をどう乗り越えるか
~カシオ計算機、三井住友海上の推進者に学ぶ~

ビジネスプロセス改革は、企業の存続・進化をもたらす重大な取組みですが、一方、企画、実践、技術などで、多くの壁を乗り越える必要があります。 本セッションでは、カシオ計算機様、三井住友海上火災保険様において、事業のコアプロセスをBPMなどの考え方を活用し改革してきたお二人より、その取組みのご経験とともに、どう仕掛け、成功への壁をどう乗り越えるのか議論していただきます。

パネリスト
カシオ計算機株式会社
業務開発部 グループリーダー
大泉 博昭 氏

パネリスト
三井住友海上システムズ株式会社
経営管理システム部 グループ長
長野 弘 氏

モデレーター
日本BPM協会 理事・事務局長 横川 省三

研究報告

IT投資価値を高める組織とは
~IT投資と経営成果に対する組織特性の役割と価値に関する研究プロジェクトより~

知識創造活動とITValue

東京工業大学 准教授 妹尾 大 氏

組織IQとITValue

早稲田大学 教授 平野 雅章 氏

ひとのつながりに焦点をあてたBPモデリング

東京工業大学 教授 飯島 淳一 氏

12:00-
13:00
ランチブレイク(60分)
13:00-
13:45
スポンサーセッション

A-1

すぐに効果を出せるBPM
~当社の実践とサービス事業への展開~

株式会社日立情報システムズ
BPMサービス本部
BTサービスセンタ
担当部長
三寺 誠一 氏

経営や業務の継続的な改善とITシステムへの実装・・重要性は分かっていても実際にBPMをどうやって進めていくか・・。
本セッションでは社内のBPMの推進体制や適用事例を踏まえて、早く効果を出すための実践方法をご紹介します。
また、そのためにご用意するビジネスサービスやクラウドサービスなどの活用方法についてご紹介します。

B-1

リユースITで俊敏な企業になるための成功要因とは

株式会社 野村総合研究所
研究理事
淀川 高喜 氏


リユースITとは、再利用可能な業務機能やシステム機能の集まりとして、企業の業務とシステムを構成することです。リユースITは、今日のグローバル規模での事業環境の変化に即応するために、新たな事業の立上げや従来の事業の改革を、企業が俊敏に行うために役立ちます。ここでは、SOAやBPMを手法として活用し、改革の全体統治、業務とシステムの全体構造、改革を推進する組織と人材の整備も合わせた取り組みを行うことが、俊敏な企業の実現に不可欠であることを、国内外の先進事例を踏まえて解説します。

C-1

BPM最前線!世界の業務改善の現場でIBMが取り組んでいる事

日本アイ・ビー・エム株式会社
ソフトウェア事業
シニア・テクニカル・スタッフメンバーSOA/BPMアーキテクト
吉田 洋一 氏

IBMでは世界中の多くのお客様と共に具体的なBPM環境をコンサルティングし導入、実績を出しています。今、世界でBPMがどのように発展し業務効率化・経営効果に貢献しているのか、その中で高利便性を提供するソフトウェアの存在はどのように位置づけられているのか、プロセスを変えて改善すべき業務とは何か、短期間かつ反復的に効果を生み出す手法は何か、など様々な経験と知見を加え「BPMは何を変えているのか」という本質論に迫りIBMのBPMアプローチをご紹介致します。

13:55-
14:40
スポンサーセッション

A-2

BPM手法による販売/生産/施工プロセス刷新の「超上流」事例紹介

JBSソリューションズ株式会社
BPM事業部
事業部長
人見 正徳 氏

BPM協会コモンセンス部会員である当社が、創業の2007年から取組んできたBPMプロジェクトの事例をご紹介します。当社のBPMサービスでは、独自のプロセスモデリングによる現状分析やJBS大連を活用したお客様の中国進出支援、BAM/BIによる経営意思決定の支援等を推進しております。今回は、販売/生産/施工プロセスを刷新したい経営/企画部門様が、短期間で構想策定~TOBE示唆までを定義し、プロジェクトのROI向上を実現させた4社の事例をご紹介します。
尚、ユーザ様とのパネルディスカッションを同時開催いたします。

B-2

次世代BPM ソリューション「EBIS」を活用した経営基盤構築

株式会社 野村総合研究所
ERP推進室
室長
寺田 洋 氏

激しく変化する事業環境の中で、御社のITは経営戦略の展開に期待された効果を発揮しているでしょうか。経営戦略と日々の企業内の活動である業務とそれを支えるITを整合させるためにはBPMが有効です。しかしながらBPMに取り組むためには、方法論、実装技術や実行体制面からの総合的なアプローチが求められます。本セッションでは「経営戦略とITの融合」にフォーカスし、経営戦略に合致し最適に設計された業務プロセスを実現する次世代BPMソリューション「EBIS」をご紹介します。

C-2

業務生産性向上を狙ったBPM活用事例とオラクルの最新製品ご紹介

日本オラクル株式会社
Fusion Middleware事業統括本部
ビジネス推進本部
シニアマネージャー
中村 秀樹 氏

ビジネス環境の変化に順応したシステム構築は、すべての企業での必須要件であり、かつ業務に貢献し具体的な効果が得られることがますます重要となってきております。
ITの変更柔軟性向上や業務貢献を後押しする技術の一つにBPMがあります。先進企業は、BPM技術をどのように活用し、どんな効果が得られたのか、お客様事例からその極意を紐解きます。
本セッションでは、業務プロセス改革を進めるお客様の実際の取り組みをご紹介しつつ、オラクルがご提供するBPM製品の最新バージョン「Oracle BPM 11g」の紹介を交えてご説明します。

14:40-
15:00
コーヒーブレイク(20分)
15:00-
15:45
スポンサーセッション

A-3

BPMが進まない2つの理由とその打開策
~人づくり、コンセンサスづくり~

株式会社日本能率協会コンサルティング
オペレーション戦略事業部
チーフコンサルタント
田中 良憲 氏

多くの企業が、プロセス改革の実践手法として、BPMに注目していますが、“第一歩の踏み出し”ができていないのが実態です。スタートするには確固たる成果の見通しと、BPMを強力に推し進める人材確保が必須です。
本セッションでは、BPMによるビジネスプロセス改革を進めるために、如何に、改革成果を検証してコンセンサスを形成するか、また、対象プロセスを的確に分析・設計・改善できる人づくりのポイントと具体的進め方を、金融サービス、消費財企業等の実践例を通してご紹介します。

B-3

プロジェクトマネジメント改革をビジネスプロセス改革のトリガーに
~部分最適から全体最適へ~

株式会社ユーフィット
ソリューションコンサルティング部
村上 高敏 氏


弊社ではPMBOKに準拠したプロジェクトマネジメント(PM)の導入支援を行っておりますが、導入したお客様からは次のステップとしてBPMを実現したいという要望を多く頂きます。これはPMという部分最適を進めた結果、BPMという全体最適の必要性にお客様が気付かれたからに他ありません。本セッションでは実際にPMを導入したお客様がどのようなプロセスでBPMを実施する運びになったかを事例を交えて紹介します。

C-3

組織変更に強いエンドユーザー主導のビジネスプロセスの改善とは

日本プログレス株式会社
シニアソリューションコンサルタント
大井 貴文 氏


経営目標を実現させるビジネスプロセスを迅速に設計し、継続的に改善をしていくことの重要性は多くの企業において認識されています。しかしながら、日本企業にとっては組織変更に伴うプロセスの変更も避けられず、変更の迅速な反映、および、新旧プロセスの混在や履歴の参照も重要視されます。本セッションでは、組織変更にもエンドユーザー主導で対応できる柔軟なビジネスプロセスマネジメントのソリューションをご紹介します。

15:55-
16:40
スポンサーセッション

A-4

営業生産性の継続的改善に向けた富士ゼロックスの取り組み


富士ゼロックス株式会社
ソリューション・サービス営業本部
BPMソリューション営業部
ビジネス推進部
部長
木村 信一 氏

「先進的なITを導入し、省力化を進めたのに、なかなか業績改善に結び付かない」と悩む企業は少なくない。ビジネスがプロセスとITだけで成り立つものではなく、生身の人間の存在抜きには語れないからである。富士ゼロックスでは、プロセスの可視化と合わせ、人間系の活動に関する可視化手法を組み合わせ、自らの営業生産性向上に取り組んでいる。その内容をご紹介するとともに、これからのBPMの方向性について整理したい。

B-4

業務プロセスとシステムとの新しい関係
~業務プロセスをもっと自由にもっと効率的に~

新日鉄ソリューションズ株式会社
産業ソリューション事業部
部長
井上 和佳

シニアマネジャー
仲 通宏 氏

主にシステム間や組織間で発生している手作業やパッケージ型システムの使用による非効率なオペレーションなどにより、業務プロセス全体として生産性や柔軟性の向上が阻害されています。BPMを適用することで、これらの問題を解決し、既存システムの制約から業務プロセスを解放させることが可能です。本セッションでは、ERP等の既存のシステムとその周辺での手作業を統合し、ビジネスプロセスの自動化・効率化を実現する弊社のシステム再統合ソリューションを、デモを交えながらご紹介します。

C-4

ヒューマン・セントリックBPMだからできる現場主体の自立的改善の実践事例

富士通株式会社
ミドルウェア事業本部
サービスマネジメント・ミドルウェア事業部
課長
勝部 耕太郎 氏

激しく変化するビジネス環境下では、現場主体の自立的な対応が不可欠です。従来のトップダウンアプローチ型のモデリング・分析に加えて、業務ログを用いたプロセスディスカバリ手法、現場に入り込んで業務分析を行うフィールドイノベーション。そしてヒューマンセントリックBPMだからできる現場マネージャーによる動的なプロセス管理手法などの実践事例をご紹介します。

16:40-
17:00
コーヒーブレイク(20分)
17:00-
17:45

基調講演2

プロセス改革の軌跡と乗り越えた壁
~その本質的な難しさと成功へのヒント~

ソニー生命保険株式会社
取締役 執行役員 専務
嶋岡 正充 氏

1981年に生命保険業界に参入した当社は、「ライフプランナー」制度を中核に、合理性追求型のビジネスモデルにより、持続的成長を果たした。
それは、コア業務のプロセスを絶え間なく改革した歴史でもある。この改革に携わった嶋岡氏が、その軌跡を基に、プロセス改革の本質的な難しさ、具体的なアプローチと、乗り越えるべき壁、成功に導くヒントを語る。

18:00-
19:00
交流会(60分)