多くの国々が既に国際会計基準(IAS)を、無修正に近い形で、自国の基準として採用しています。EUにおいては、全ての上場企業が国際会計基準を適用して連結財務諸表を作成しなければならないという提案が検討されています。一方で、我が国においても、会計ビッグバンも道半ばを過ぎましたものの、未だグローバル会計基準への準拠には多くの課題が残されています。本会議では、これらの問題に特に精通した公認会計士や企業実務家、及び企業会計審議会、企業会計基準委員会の方々にご講演いただき、現在議論されている多くの問題(時価会計、減損会計、企業結合会計、金融資産・負債の評価、不動産の評価 等)について多方面から議論・検討いたします。
- グローバル会計基準としてのIAS
- 国際会計基準の日本企業や資本市場に対するインパクト
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ポートフォリオ評価のための国際計算価格
- コスト・エフェクティブなグローバル・リアルタイム価格
- 企業結合会計−プーリング法とパーチェス法
- 会計基準における不動産の評価
- 金融商品会計の現状と全面時価会計への動向
減損会計
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